頭蓋仙骨治療? 硬膜を越えて
頭蓋仙骨治療2 硬膜を越えて
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Dr. Upledgerは頭蓋仙骨治療のその先に何をみたのか?
硬膜だけではない、Dr.Upledgerの深淵な世界を余すところなくご紹介!
脳や脳神経の詳細な知識は、この領域を治療する上で役に立つことでしょう。
この本はアプレジャー医師の処女作「頭蓋仙骨治療」に記述されている内容をさらに発展させたものである。それは既知の人体に解剖学的知識をより深くあてはめ、そのガイドである頭蓋仙骨系によって、治癒する未知の領域を開拓するものである。
第1章では、著者は各脳神経とそれらが頭蓋仙骨治療によっていかに影響を受けるかを説明する。抹消神経系と脳におけるその接続を統合することによって、アプレジャー医師は頭蓋仙骨系の機能障害が個人の行動にどの様に劇的な影響を与えうるかを示している。
第2章は首の筋膜の解剖学を頭蓋仙骨系の観点から言葉と絵で詳しく説明し、人体でもどちらかというと複雑なこの区域の実用的な観点を提示する。この頚椎の軟部組織解剖学モデルを利用することによって、治療者はこの区域の機能的問題をより効率的に理解し矯正できる様になる。
第3章は顎関節と”TMJ症候”について精査する。この関節の機能的解剖学に対する頭蓋仙骨上の見解は、人間全体に関連させたものとなる。この章が論争を巻き起こすであろう一方、その狙いは”TMJ症候”に苦しむ人々を助けるためになしうることに焦点をあてている。
第4章は過去5年間にアプレジャー医師の臨床治療で明らかになった概念や発見に焦点をあわせている。著者は自分の研究(例、促通分節)の基礎となるいくつかの重要な生理学的概念を説明する一方、体全体の現象への役割に重点をおいて説明する。
120以上のイラストと広範な用語集と索引のついた頭蓋仙骨治療?:「硬膜を越えて」は、頭蓋仙骨治療の施術者にとって自らの専門書に加えるべき最も価値のある1冊である。
- 原書名 : CRANIOSACRAL THERAPY
- 著者名 : Dr ジョン・E・アプレジャー,D.O.
- 出版社 : スカイ・イースト
- 判型 : B5(237P)
- 優待割引 : JOA割引あり 専用ページでお求め下さい